<食品製造業応援ブログ>Vol.16みたらし団子  冷めても熱くても柔らかく

<食品製造業応援ブログ>Vol.16みたらし団子  冷めても熱くても柔らかく

春爛漫のたのしみ

満開の桜が春の新生活を応援するかのように咲き誇っています。
新しいスタートに立っていらっしゃるみなさま、おめでとうございます。
弊社田中食材では、食品原材料の卸を通じて、製造業の皆さまとより良い商品を作る使命を追求してまいります。新年度もよろしくお願い申し上げます。

さて、先月から温冷で味わうモチモチの求肥をご紹介しています。
今月は温めて味わうおもちをご紹介して参りましょう。

愛され続けるみたらし団子

みたらし団子は日本の伝統的なおやつですね。もち粉(白玉粉)と砂糖を混ぜて作られ、砂糖と醤油のとろりとしたタレの風味が日本を代表する味わいです。

諸説ありますが、京都の下鴨神社近くの「加茂みたらし団子」が発祥といわれています。店頭で香ばしく焼き目をつけたお餅にみたらしあんを絡めていただく甘味は、昔から祭りや行事の際に食べられてきました。スーパーやコンビニでも、みたらし団子を見つけるとついつい手が伸びてしまいますよね。今でも愛されているのは皆さんご存知のとおりです。

ところが、団子をもち粉だけで作ってしまうと、冷めると固くなり美味しさが半減してしまいます。店頭で食べるもっちり感を再現するために、弊社では「貴船」という商品をおすすめしています。

貴船の特徴

弊社で取り扱っている「貴船」は米粉をベースに冷めてもモチモチとした食感が続くミックス粉です。求肥や団子など、冷めても温めても優れた食感が得られるため大変重宝されています。

上品な甘さも特徴で、歯切れと弾力性のバランスに優れていて以下のような商品に活用されています。

冷めても柔らかくあってほしい餅の用途

  • みたらし団子などのだんご製品
  • 柏餅
  • 求肥(アイス用の餅)

熱しても溶け出さない程度に柔らかくなる餅の用途

  • 餅巾着用の餅
  • お好み焼きなどに入れる餅
  • 茶碗蒸しの餅
  • 鍋用の餅

とろみタレの秘密

みたらしのタレには、増粘剤を使用することでとろみをつけることができます。

代表的な増粘剤には、片栗粉、αデンプン、加工澱粉などがあります。

家庭料理でも使われている片栗粉は、熱を加えることでとろみがつきますが、冷やすととろみが失われる特性があります。一方、αデンプンや加工澱粉は、冷たい状態でもとろみを保ツノが特長です。

人気商品であり続けるために

みたらし団子は店頭でも人気の商品ですから、しっかり開発されるとリピーター獲得の面で費用対効果が高い商品です。とはいえ、構成食材がシンプルですからある程度の組み合わせに王道があります。ぜひ一度、弊社のミックス粉を試していただきたいです。

あとは求める味わいや、他の製造ラインでの汎用性などコスト面を考えながら調整していきます。温めても冷めても美味しい「貴船」でさらなる人気商品が生まれますよう、お問合せをお待ちしております。ぜひ一緒に美味しい商品を作っていきましょう!