![<食品製造業応援ブログ>Vol.8 わらび餅・葛餅 8月 おいしい音を求めて](https://i0.wp.com/t-syoku.com/wp-content/uploads/2022/07/24331010_m-1-1024x768-1.jpeg?fit=1024%2C768&ssl=1)
こんにちは田中食材です。
弊社は食品原材料を扱っており、食品製造業のみなさまと共に理想の商品作りに奮闘しています。
さて、夏至も過ぎてすっかり日が長くなりました。
猛暑や雷雨など、移り変わる空模様に日本の夏らしさはどこに行ったのだろう?と不思議に思うこともありますよね。
日本らしさはどこにでも
それでも、日本にはまだ、この日本語があります。
日本語はあらゆる言語から取り込んだ単語がありますし、細かなニュアンスを表す言葉もあり、表現力の豊さは世界一とも言われます。
そんな日本語には、グルメな日本らしく食感を表す言葉も多彩です。
例えば揚げ物に関するもので言うと
サクッ サクサク カリッ カリカリ ザクッ ザクザク パリッ パリパリ じゅわぁ〜
など、店頭や商品パッケージでもよく見かけますよね。
・・・今、皆さまの頭にどんな食べ物が思い浮かびましたか?
夏でも食欲がでる売り場へ
心惹かれる音、
おいしさが見えてくる音、
それを食べたくなってしまう音、
ってありますよね。
このような擬音語・擬態語を『オノマトペ』と言うそうですが、
この、食のオノマトペを食品で再現するために、弊社は食品原材料のご提案と納入という面でお力になれます!
今は夏ですから、この暑さですと
ひんやり涼やかで、ちゅるんとした喉ごしの、するすると食が進む
わらび餅や葛餅なんかは、日本の夏を感じられてつい手がのびますね。
![](https://i0.wp.com/test-up.t-syoku.com/wp-content/uploads/2022/07/わらび餅.png.webp?w=900&ssl=1)
わらび餅は蕨の、葛餅は葛のでんぷん質で作ったもので、見た目や食感が似ています。
先月の記事に引き続き、でんぷん質は私たちの生活に深く根ざし愛されているんですね。
近年では原料が貴重なものとなり、本わらび粉や本葛粉などは高価なものとなりましたが、
弊社では多くの方に好まれるよう、
ぷるんと艶やかでとろけるようなわらび餅
艶やかでハリがあるのに歯切れの良さも併せ持つ葛餅
を消費者の方が手に取りやすい価格帯で作るための原材料をご用意しています。
わらび餅の原材料
わらび餅の原材料は、
『砂糖、きな粉、黒糖蜜、デキストリン、わらび粉、加工デンプン』などです。
この“わらび餅”に入っている加工でんぷんとは、「でん粉に何かしらの加工をしたモノ」のことです。
市販のわらび餅は店頭での保存時間が長くなるので、もちっとした食感の保持や白濁を抑えるために、タピオカの加工でん粉を用いたり、かんしょでん粉とタピオカの加工でん粉を混合させたりして白濁を遅らせる工夫をしたものが多いです。
当社の 葵Ⅱ は、わらびもちを作るために開発しました。
タピオカの加工でん粉で作ったわらび餅は、本わらび粉で作ったわらび餅よりも もっちりとした弾力のある仕上がりになります。
一緒に付けるのはやはり、きな粉と黒蜜でしょうか。
売り場では川のせせらぎ音や映像を流すと五感で涼を感じられて夏メニューコーナーに人だかりができるかもしれませんね。
季節別・食べたくなる音
春:ふんわり、サクサク、パフっ、もっちり、さらり
夏:さっぱり、ザクッ、ピリリ、ちゅるん、ひんやり、つるつる、シュワッ
秋:パリパリ、香ばしい、ほかほか、味わい、
冬:しっとり、なめらか、ぽかぽか、こっくり、もちっ、とろーり、ぽってり
さて、食品製造業のみなさまの商材に、ぴったりさせたい音はあるでしょうか?
当社の 葵Ⅱにも使用していますタピオカ加工澱粉の特徴は、時間が経っても透明感があり、もちもちとした食感です。冷凍の仕方にもよりますが、冷凍保存しても品質を保持することが可能です。
一緒に理想の商品を作り、売り場を盛り上げていきましょう!
お問い合わせをお待ちしております。